忘れかけていた夢への挑戦
千葉県剣道選手権大会
2018(平成30)年の9月、54歳にして千葉県剣道選手権大会に初出場しました。ダントツの最年長でした。笑
9年前に30年のブランクから剣道を再開するも、一昨年、急性リンパ性白血病になり、約1年間の闘病生活を送りました。
昨年4月に、仕事と剣道に復帰。5月に地元市民大会に強行出場し、壮年の部で優勝しました。
大病をしたことによって、やり残したことでやれることはすべてやっておこう、と思うようになり、子供のころに目標にしていた千葉県剣道選手権大会に出場することにしました。
しかしこれがよくなかった。昨年9月の試合当日、どうも調子が悪い。体に力が入らないんです。試合に向けて稽古を頑張りすぎちゃったんですね。
長期間、抗がん剤治療をした後なので、本当はもっとゆっくりペースを落として、体調を見ながら稽古をしていかなければならないのに、いきなり元のペース全開で稽古してしまった。
これですっかり体調を崩してしまったんですね。
試合の方は、一回戦の第一試合。出場者の中で最年長者が二刀を執って出るのですから、大注目を浴びました。
内容はさんざんで、体に力が入らないので、まるで自分の体でないような感じ。フワフワしちゃって機がとらえられない。打っても打っても当たっても当たっても旗が上がらず、延長で20分以上試合してました。
最後は精も根も尽き果てて、足が止まったところに、面に乗られてしまいました。
試合後は、着替える体力もなく、観客席で防具を着けたまま1時間座り込んでしまいました。
無謀でしたが、まあ自分らしいといえば自分らしい挑戦の仕方だったなと思います。
人生波乱万丈。
次の千葉県剣道選手権大会も挑戦できる機会があればしてみたいですね。
まずは体調を万全にしなければいけませんね。