今できることをやる
食生活の改善
9年前(2010年)、リバ剣を決意し、道場デビューする前にやったこと。
前回の投稿(「リバ剣の準備 その1」)で、「基礎体力作り」と「足さばき」について書きました。
駅の階段を1段飛ばしで昇ったり、夕食の後にジョギングしたり。20㎏のダンベルを購入して筋トレもやり始めました。
食事の量は3倍に増えましたね。特に、朝食をちゃんと食べるようになった。それ以前は、朝食を食べる習慣がありませんでした。しかし、3倍食べても体重の変化はほとんどありませんでした。
体内の細胞が新しいものに入れ替わるのに、200日かかると聞きます。
今食べているものが、200日後の自分の体を作る。食べるものにも気を遣うようになりましたね。
バランスのいい食事を心掛けたのはもちろんですが、一番大きな変化はジャンクフードを食べなくなったことと、お酒を飲まなくなったこと。
どちらもやめたわけではありません。自然と口にしなくなった。
毎日晩酌してたのが、「その時間があったら素振りしたい」、という意識に変わった。お酒を飲むのは、会社の忘年会だけになりました。笑
素振り
「リバ剣」と同時に二刀を執るということを決めていました。(その原点は、こちら)
基礎体力も徐々についてきて、「足さばき」も少しですが感覚を思い出してきた。
“道場デビュー”も2カ月後と決めた。
「素振りをやろう」
無我夢中でしたね。“道場デビュー”の時に、竹刀を片手で振れるようになっておかなければならない。いきなり二刀で稽古を始めるつもりでしたから。
片手で竹刀を振れるようになるには筋力をつけた方がいい。なんて勝手な思い込みで、職場の職人さんに作ってもらった約2㎏の鉄筋棒を両手に1本ずつ持ち、片手素振りをやった。
これは、後々、大きな逆効果となって表れて出てくるんですけども、このころはまるで解ってませんからね。脂肪の下に筋肉がついてしまったので、上半身はプロレスラーみたいになってました。笑
リバ剣と“同時に”二刀を執る理由
小学3年の時に二刀流の稽古を目の前で見て、将来、二刀をやろうと決めた。
小学校高学年になり、そして中学生になってもその決意は変わりませんでした。
しかし、心配事が一つありました。
「いつ二刀を始めると言い出せばいいんだろう」
当時は、今とは比べものにならないくらい、二刀に対する誤解と偏見がありました。(当時の様子はこちら)
ですから、私のように将来二刀をやりたいなんて言っている人には、会ったことありませんでした。
そんな状況の中で、「二刀をやる」なんて言い出したら、周りからは“ドン引き”され、指導者からは中傷されることは、目に見えていました。
45歳でリバ剣を決意し、子供の頃の夢を実現するチャンスが目の前に来ている。
二刀をやり始める機会を失うわけにはいかない。
道場に行って、「30年ぶりに剣道をやるんだったら、しっかり一刀からやりなさい」なんて言われたら大変です。
私は決めました。
最初から二刀をやってましたって顔をして道場に行こう!と。笑
そのための準備は続きました。