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2019年4月8日月曜日

白血病 放射線治療終了から1年後の経過診察

治療していたのはもっと前のように感じる

放射線治療終了から1年、経過診察で
放射線科は独特の雰囲気

 あれから1年……。
 何か、もっと経っているような……。2,3年ぐらい……。

 放射線治療が終了したのは2018(平成30)年の1月です。(治療の様子はこちら
 その後、PET-CT検査、復職、剣道再開、息子の大学受験そして入学など、目まぐるしい日常を過ごしてきたので、治療を受けていたのはもっと前のような気がします。

 "目まぐるしい"と言いましたが、一日の"濃度"が濃いとでも言いましょうか、時間を大事にするようになりましたね。
 急性リンパ性白血病と診断されてからは、「今日死んでも悔いがないようにしたい」そういう思いがいつもあります。
 
 言わなければならないことを言う。やらなければならないことをやる。プライベートが自然とハードワークになっていると思います。本当はそれではいけないと分かっているんですが……。
 性分なんですね。若いころ、親によくこう言われてました。
 「そんなに根(こん)を詰めるな」と。

 しかし、見方を変えれば"毎日が充実"しています。本当に。
 この病気にならなかったら、こういう充実感のある日々を過ごすことはなかったと思います。
 もっと不満だらけの毎日でしたね、病気になる以前は。身の回りのあらゆることに、不満を持っていた。しかも、自分で「不満だらけ」と気づいていなかった。命にかかわる病になって初めて分かったんです。

 今は、その"不満"がない。感謝しかないんです。何でもない日常が本当にありがたい。
 だから、ちょっと頑張っちゃうのかもしれません。


 今日の診察の結果は「異常なし」。経過は通常よりも良いそうです。

 今日は、妻も仕事が休みで家にいるので、何か美味しいものを買って帰ります。