剣道二刀で復活!ブランク30年のリバ剣おやじの挑戦
小2から始めた剣道。高1のときに極度の貧血でドクターストップ。45歳で剣道再開!しかも二刀流で!! しかし52歳で急性リンパ性白血病に… 「どうなるリバ剣おやじっ」のブログ。
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2021年10月1日金曜日
宮本武蔵『独行道』「我事に於て後悔せず」を考察する
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後悔などしないという意味ではない 布袋観闘鶏図 宮本武蔵 後悔と反省 行なったことに対して後から悔んだり、言動を振り返って考えを改めようと思うこと。凡人の私には、毎日の習慣のように染み付いてしまっています。考えてみれば、この「習慣」は物心がついた頃から今までずっと繰り返してきた...
2021年1月31日日曜日
剣道 戦国期の下克上が意味するもの
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「下達」が駆逐され「上達」への道が拓かれた戦国時代 「下達」とは 論語の一節に「君子は上達す、小人は下達(かたつ)す」という言葉があります。 凡人は、とかくつまらぬことに悪達者になる。励めば励むほどかえってそういう方向に突き進んでしまう。やがて手に負えない厄介者になり、私はこ...
2020年11月21日土曜日
剣道 「ナンバ」の足法は単なる歩き方の練習ではない
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運動法則を根底から変更する 反発の原理を解除して得られるもの 前回の投稿 で、反発の原理をもって動作を起こそうとする運動法則を、解除するスイッチが体内にあると言いました。それを切り替えるために、ナンバの足法を身に修めるのだと。 では、そのナンバの足法を身につけたら、何が変わ...
2020年11月14日土曜日
剣道 作用/反作用の運動法則から抜け出る ~コロナ禍の再始動~
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稽古自粛からの再開 稽古ができない 2020年1月、仕事が多忙となり道場へ稽古に行く時間がとれなくなった。 「またすぐに稽古に行く時間をつくれるだろう」 そんなふうに安穏と考えていたところ、世の中の状況が変わってきた。お隣の国で未知のウイルスが拡散し、多数の死者が出ていると...
2020年4月19日日曜日
『五輪書』の序章に書かれた宮本武蔵の真意とは
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地之巻冒頭に隠された真実を読み解く 古典を直訳しても意味が通じるわけがない 古典に精通している方でない限り、すべてを原文で読むことは難しいと思います。 約400年前に宮本武蔵が書いた『五輪書』は、原文と現代語訳が併記されたものが多数出版されています。通常は、原文...
2020年4月15日水曜日
宮本武蔵が現代人に遺したもの
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「実の道」という思想 枯木鳴鵙図 宮本武蔵 『五輪書』は何を伝えているのか 宮本武蔵を理解する上で、現代人がいまだに吉川英治や司馬遼太郎の描いた小説の中に、武蔵の実像を求めようとすることは、まことに情けない話です。 剣豪小説は大抵の場合、剣の修行によっ...
2020年4月8日水曜日
剣道には人それぞれの実現形がある
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否定してはならないその人の実現形 他人との違いを認められなくなってしまった現代剣道 剣理をどう体得しているかが、その人の現時点での実現形(じつげんけい)に表れます。礼法、構え、足さばき、打突、残心、そして理合。そのすべてにはっきりと浮き出てしまうのが剣道。 ウソ...
2020年3月20日金曜日
剣道 刀身一如の大原則
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日本独特の刀法 土台となる概念 剣道に関する書物を読んでいると目にすることがある「刀身一如」という四文字熟語。この解ったようで解らないような言葉の意味とはどんなものなのでしょうか。 この「刀身一如」という四文字熟語はもともとあった思想に後付けされたものです。読...
2020年2月29日土曜日
刀法は片手から諸手に変更された ~そして今、剣道で片手刀法を伝承する~
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元来、刀剣は片手で操作するものだった 〔写真1〕 鎌倉時代の太刀 〔写真2〕 江戸期の打刀拵 刀は片手で振れないという人たち 「日本刀は片手では振ることはできない」「片手では斬れない」 剣道をやっていてこんなことを聞いたり言われたりしたことが...
2020年2月17日月曜日
剣道 心を学べは上達できるのか
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小説に描かれたことを本当のことと思い込む人たち 「剣は心なり、心正しからざらば剣も正しからず、剣を学ばん者は心を学べ」 このフレーズを何かで見たり聞いたりした事がおありだと思います。 社会人の講話や剣道漫画のセリフに引用されることが度々ある言葉です。最近では、中...
2020年2月14日金曜日
剣道 成長した息子を見て思うこと
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驚きと感動の光景 追い出し稽古 「ああ、私が伝えたことをすべて実行しているんだなぁ」 2019(平成31)年3月4日、都内某高校の剣道場。急性リンパ性白血病を克服して、久しぶりに息子が通う高校へ。この日は、3年生が卒業する直前に行われる「追い出し稽古」の日。 ...
2019年6月17日月曜日
剣道 克服すべきは反発の原理
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稽古の目的は「反発の解除」 日常の動作は、反発に満ちている 「何ものかに反発している場合、人はそれを知ることはできない」 その通りだと思う。 私たちは歩くとき、動かない地面を支えにして、踵(かかと)を上げながらその地面を足の裏で蹴って前へ進む。地面を蹴る...
2019年6月12日水曜日
剣道 片手刀法 刀の重心で中心を制す
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片手刀法の実践 片手上段。竹刀の黒いしるしは重心位置。正中線上にあるのがわかる。 正二刀、上下太刀の構え。大刀の重心は正中線上に。小刀の切っ先は中心をとる。 剣道は諸手刀法だけではない 「片手で竹刀を持ち、片手で構えて、片手で打突する」 これを...
2019年6月6日木曜日
剣道 歩み足で稽古する
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画一化された剣道を打破 剣道は元々多様性の高い武道 剣道を始めた時、最初に基本として習うのが「中段の構え」。 "最初に"と言っても、何年やっても中段以外習わないと思います、大抵の場合。 この「中段の構え」は、竹刀の柄(つか)の部分を両手...
2019年5月31日金曜日
剣道はスポーツ化してよいのか
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叫ばれなくなった危惧する声 剣道は「武道」 昭和40年代から50年代、剣道界のあちこちから「剣道のスポーツ化」を危惧する声が上がっていた。 剣道の講習会や大会の前には、"えらい人"が登壇して、「剣道は武道だ、スポーツではない」という話を、必ず...
2019年5月21日火曜日
剣道 諸手刀法が"基本"で片手刀法は"応用"なのか
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「一刀中段がしっかりできてから」という風潮 上段や二刀は剣道の「応用編」なのか 2010(平成22)年に剣道を再開し、同時に二刀を執って稽古していると、左上段や二刀を執っていた若い剣士が、ある日、一刀中段に戻っていることを目にすることがある。 理由を聞いてみる...
2019年3月26日火曜日
剣道二刀流 正二刀・逆二刀を「右二刀・左二刀」と言い換えてよいのか
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剣道二刀流の構えの呼称について 認識の後退 右二刀って、右手で二本の刀を持つのですか? 左二刀って、左手 で二本の刀を持つのですか? いいえ、二刀とは、両手に一本ずつの刀を執って戦う片手刀法です。 右とか左とかの問題ではありま せん。 本来は、右手に大刀、左手に小刀...
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